まめ太郎(生後3か月)がミルクを拒否し、やむなく完母になってから1か月が経過しました。
ミルクの頃には1日に3回も出ていたうんちが、2日に1回、3日に1回と間隔があいていき、ふと数えてみると「あれ? 前にうんちが出たのって10日前じゃない…?!」ということに。
そんな長期便秘にどう対処したかという話を書きます。
(※けっこう長文です。我が子のこととなると便秘ひとつでも長くなっちゃいますね!!)
【目次】
お腹も張ってないし、苦しそうでもないんだが…
色々と忙しく過ごしていたのもあり、明らかな便秘をついつい放置してしまいました…。言い訳になってしまうけど、お腹を触っても張っている感じもなく(ふにふに柔らかい)うんちしたそうにイキんでる様子もなくて。
便、溜まってないのかしら? 母乳だけじゃやっぱり足りないのかしら…?
しかしさすがに10日は出なさ過ぎだろう!ということで、とりあえず綿棒で浣腸をしてみました。
綿棒の先にワセリンを塗って、肛門に差し込み、すこーし動かしてみる。何度かやったことがあるんですが、肛門の中を傷つけてしまうんじゃないかと結構こわい。
ぐりぐり…。
綿棒を抜いて確認してみると、便が付いてこない…。うんち君、ぜんぜん近くにいないじゃん!
いざ小児科へ
ググってみると「赤ちゃんの便秘を侮るとコワイよ」的なものがたくさん出てきて、だんだん不安になってきました。
小児科へ行こう!と思ったら、かかりつけのKクリニックが休診日。仕方なく行き慣れないS小児科を目指しました。
ちなみにいつものKクリニックの看護師さんたちはスパルタ系で、いつも愛ある強めの指導をしてくださる。
便秘を10日間も放置したなんて伝えたら「は?! ちょっとママ? 一体どうしちゃったのかなァ?!」と眉をひそめてお叱りを受けること間違いなしです。
そんなことを考えつつ、S小児科に到着。便秘のことを伝えると「何日出ていませんか?」と質問をいただき、つい「怒られたくない」との気持ちがよぎって曖昧な答えを返してしまいました。
「一週間くらい? じゃなくて8日くらい…? いや… 10日かなぁ、もしかしたら…?」
ゴメン、かあちゃん叱られたくなくてね。まめ太郎が大変なことになってるのに自己保身に走る母だよ…。なんて私は弱いんだ。弱い! 弱い!
とか何とか心で葛藤してたら「わかりました」とあっさり診察になりました。そか、こちらはスパルタ系指導じゃないのね。ちょっとホッ。
で、お医者さんに色々と状況を説明。
・うんちが10日間出ていないこと
・完母になった1か月前頃から排便間隔があきだしたこと
・綿棒で浣腸を試みたけど出なかったこと
うんうんと聞きながらまめ太郎のお腹をさするお医者さん。「便が詰まってる感じはしないよねぇ」と。そうそう、そうなんです。
「でももう一回浣腸してみよっか、ね。」
「お願いします!」
てことで、看護師のお姉さんたち2人と別室へ。
プロによる綿棒浣腸はいかに
ベッドに寝かせられたまめ太郎。看護師さんの1人が落ちないようにおさえて、もう1人が麺棒を肛門に入れてぐりぐり。横で見守る私。
ぐりぐり、ぐりぐり、ぐりぐり。
うぉぉ…そんなにやるんですか…。でもやっぱり綿棒の先に便が付いてこない様子。ぐりぐりぐりぐり。
その時「バフッ」と軽い破裂音。まめ太郎のオナラだ! ものすごい速さでうしろに飛びのく看護師のお姉さんたち。ハハ…うんちが飛び散ったらこわいもんね。
気を取り直してぐりぐりを再開する看護師さん。それに合わせるかのように、「うー、うー」とまめ太郎がイキみ始めました!
「ふんばってるね。えらいね」と看護師さん。「うー、うー」と顔を真っ赤にしながらイキむまめ太郎。めちゃめちゃ力入れてる。思わずまめ太郎の手をにぎって涙ぐむ私。
「頑張れー!!」
すると、にゅるるるるる。
わーーーちょっと出ました! 黄土色のネバネバ系のうんち。「あまりやりすぎると直腸の粘膜を傷つけてしまうかもしれないので…」ってことでとりあえず終了。
母乳は足りてるんかいな
うんちが出てよかった! でも10日分にしてはずいぶん少ない気が…。
「やっぱり母乳があまり出てないんですかねぇ」と私。「うーん…それは憶測では言えないからねぇ」と看護師さん。
本当はこのタイミングで母子手帳にある健診票を使って体重とか身長とか色々はかってもらいたかったんだけど、対応している医院じゃないそうで、スケールも置いていないとのこと。残念。
不安げな私へ、看護師さんからのアドバイス。
- 体重の増えが母子手帳に記載されている成長曲線の範囲なら大丈夫。
- 児童館、デパートなどに置いてあるベビースケールでたまに体重を計ってみては。
- 母乳が出ているのかどうしても調べたければ、自宅にベビースケールをレンタルして、授乳前と授乳後の体重から母乳量を計算してみては?
「でも、機嫌よく元気そうにしてるならあまり気にし過ぎない方がいいですよ。おっぱい出てるかな?ってお母さんが心配しているとホントに出づらくなったり、赤ちゃんも不安になったりするし」と看護師さん。
そうですよね…。
でもベビースケールのレンタルはいいかも!
ふたたび大量に出たー!
帰宅してまめ太郎をバウンサーに乗せていたら、脚をバタバタ動かして、やたらとテンション高い様子。もしかしてこれは…とオムツを開けてみると出てる出てる! ものすっごい大量の、黄金色のうんち! お尻を拭いてる最中に、さらににゅるる〜と出てきました。
こりゃ10日分が出たぞ。
まめ太郎もスッキリした顔に見えます。
やった!
まとめ
今回はちょっと便秘を放置し過ぎてしまいました。もし腸の中でうんちがカチカチになってしまっていたら、出すのにずいぶん苦労したはず…。
赤ちゃんは言葉で伝えることができないから、よく気を付けて見てあげねば、と反省しました。
看護師さんも言っていたけど、いつものペースで出てないな?と思ったら、排便をうながすために
- お腹をさすってあげる
- 脚を動かしてあげる
- 綿棒で浣腸
などを試し、それでも出ない時は小児科にかかるなど早めの対処が必要です。次は気を付けようっと!
では、また。