こんにちは、ヨシムラネコです。
私はドキュメンタリー番組が大好きです。
何が好きって、人の「物語」、それも挫折や失敗から立ち上がっていくまでの成長過程を見るのが好きなんです。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)なんてまさにそう。毎回各界のあらゆるプロたちが登場し、困難を乗り越えて輝くさまがドラマチックに描かれています。世の中の、いわゆる〝成功者〟が主人公の番組ですね。
あれを見るといつも
「すごい人がいるもんだ! 志も高くて結果も出していて。立派だわ」と感心しちゃいます。自分は中々こうはなれないけど見習いたいなぁ〜とアドレナリンが出る感じが心地よい。
そしてもう一つ、私がついつい引き込まれて見てしまうのが「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)。
これがね、ある意味「プロフェッショナル」とは真逆と言ってもいいような番組なんです。
登場するのはほぼ無名の人。有名人の場合でもあまりうまくいってないタイミングの人が多い。たいてい病気や障がいを抱えてたり、もしくは貧乏だったり、とにかく悩みを抱えた〝普通の人〟が主人公になってます。
誤解を恐れずに言えば、
「(一般的にみて)そんなにうまくいってない人が少ーしだけ前進する話」なんです。
(毎回そうってわけじゃないですけどね)
これを見るといつも
「ああ… 自分より大変な人がいるわ」
って思います。ある意味励まされるし、勇気をもらうし、単純に心が動くっていうイミでの〝感動〟の度合いは「プロフェッショナル」よりも高いです。しかし毎度その重さにズーン…とやられてしまうのも事実。
ドキュメンタリー好きの私としては、「プロフェッショナル」も「ザ・ノンフィクション」も両方大切で、両方必要なんですよ!
「プロフェッショナル」だけじゃ少々胡散臭いし。人間そうそう格好良くいられるもんでもないでしょう?と。
だけど「ザ・ノンフィクション」だけじゃ、結構しんどいワケです。なぜ私はわざわざこんな普通の人を… 全然パッとしないこの人の物語に付き合ってるんだっけ…と。
やっぱり、両方あるからバランスがとれる。
まぁ、録画を消費していく速度が「プロフェッショナル」の方が3倍はやいことを考えると、できれば自分は成功者の華々しいストーリーでテンション上げたいんでしょうね…。
何はともあれ、どんな切り口のドキュメンタリー番組も大まかな感想は同じです。
「みんな、頑張ってるんだね」と。
毎日一生懸命がんばって生きてる人がココにもいるわって思うことが、大げさかもですが、ちょっぴり自分の救いになってるんですね。
これからも「プロフェッショナル」と「ザ・ノンフィクション」の両方を応援していきますよ!
(応援ていうか、とにかく見るだけだけど)
では、また。