こんにちは、ヨシムラ ネコです。
人よりも間違いなく食いしん坊の30代ワーキングマザーです。
それまで嫌いだった食べ物を、ある日好きになることはありませんか?
私は今までに何度かそういうことがあります。あれは一体どうしてなのか不思議だったので、ちょっと考えてみました。
こんなどうでもいいことを考えられる日曜日の朝が大好きですー。
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嫌いなものを好きになるとき。
結論。
「他人の欲望に触れて感化されたとき」です!
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最近私がハマったのが「餡子」。小豆を甘く煮た、あんこです。これまで30数年間、餡子に興味を持ったことはありません。どちらかといえば「甘いだけだし…」と苦手にしていました。
その餡子にハマったきっかけは、仕事でお付き合いのある女性数人で雑談していたとき。
コーヒー党だ紅茶党だ、という話からスイーツの話題へつづき、一人が言いました。
「餡子とコーヒーの組み合わせは世界最高!」
そして心底うっとりした表情を浮かべ、どこのどら焼きがどうで、どこのおまんじゅうがどうで、それをコーヒーでいただく時が人生の至福……という話をひとしきりされました。
私はそれまで「餡子に合わせるのは緑茶」という発想しか持っていませんでした。
(ふ〜ん、餡子とコーヒーかぁ)
で、話は次へと移っていったのですが。
帰り道、ジワジワと餡子のおやつとコーヒーの組み合わせを試したくなりました。そしておまんじゅうを買いに走ったのでした。
コーヒーでいただくおまんじゅうは確かに美味しかった! 餡子のストレートな甘みとコーヒーの苦味が何ともベストマッチ…。お互いの強さが同等で、打ち消し合わない。
「こりゃ〜いいこと知った」とそれ以来おやつにはコーヒーと餡こばかり食べてます。
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あるキッカケで大嫌いだった納豆を大好きになったこともあります。
キッカケというのは20年前に大人気だったテレビ番組「進ぬ!電波少年」。芸人のなすびが1年以上の「懸賞生活」に挑戦する中で、納豆を当てたときのこと。
大切そうにお茶碗をかかえ、よーく混ぜて糸を引いた納豆とお米をいっしょにかっこんでる姿はひた向きで、何というか神々しささえ漂ってました。その納豆ごはんの美味しそうなことよ…。
で、それを見ながら私も思わず納豆ごはんを食べたんですね。いくら勧められてもゼッタイ食べなかった納豆を。母親が「めずらしいね」とえらく驚いてました。あの納豆ごはんも美味しかった。
以来20年、納豆はずっと好きです。
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こんな経験から、嫌いな食べ物を好きになる時のポイントを導き出しました。
・他人が、ソレを心から美味しそうに食べているところを見たとき。(聞くだけでもOK)
・その他人は、身内よりも少し遠い人。
家族がいくら美味しそうに食べていても、「ホントに美味しいから食べてみなよ」と説得してきても、まず心に響きません。
大げさですけど、そこに「利害」が生まれるからかと。「私が好き嫌いしない方がお母さんは助かるもんね」ってな感じで受け取ってしまいがち。
しかし距離ある関係の人とは、そんな利害もありません。
私が何を嫌おうがその人には関係ない。
だからこそ、美味しそうにしている姿に信憑性がある。純粋に心動く。私も食べてみようか…となる!
そういうことかなーと思いました。
ま、私が単に影響を受けやすいっていうことかもしれませんが。
まとめ。
我が子がだんだんと好き嫌いをし始めました。「これ美味しいよ〜」と食べて見せても全然ダメ。同い年くらいの友だちがもぐもぐ食べていている姿を見せれば一発だろうなぁ。
では、また。