こんにちは、ヨシムラネコです。30代半ばのワーキングマザーです。
20代の頃に比べれば、そりゃー「年とったな…」って実感する場面が増えました。
顔は痩せるのに身体は丸くなるし。傷もなかなか治らないし。人の名前も思い出せないし。電車内の若者の会話がよくわからんことばかりですし。
私は「いつまでも若く見られたい」などの願望はあまり持っていませんが、
でもまぁ「年とってよかったわぁ!!」って叫びたいようなことも正直あまりないですよね。
◼️でも年をとって良かったこと
しかしそれほど多くない「良きこと」の1つが、
いらないものは「いりません」と正直に言えるようになったこと。色々なものを断れるようになってきたってことですね。
もう少し説明すると、
若いときは
- 「これ、いる?」と聞かれて「いらない…」と思っても、相手に悪くて言えなかった。
- 無料でもらえるものは「もらわないと損かも」という心理も働き、つい受け取ってしまいがちだった。
- そもそも自分にとって『本当に必要なもの』がわかってなかった。
こうして家の中は、いらないもの、使えないもの、好きじゃないものたちで溢れかえっていたのでした。この状態相当モヤモヤします。
それに比べて、今は
- 「いらないな」と思ったらその場で断れるようになった。(断ることは悪いことではない。むしろ受け取っておきながら使わずにいる方が、相手にもモノにも悪いと思うようになった)
- 無料のものほど注意して避けるようになった。(とくにシャンプーの試供品などはホントに使わない。無料の不要なものたちが家の限られたスペースを陣取るのは本末転倒)
- 『自分が本当に好きなもの』がわかってきた。同時に『嫌いじゃないけど結局使わないもの』もかなり正確にわかってきた。
という感じで、「もらったはいいけどコレどうしよう…」と途方にくれる数があきらかに減ってきました。
つまり自分のことがよくわかってきたんですね。
◼️自分がわかってきて楽になった
これはきっと、ある程度年をとっていろいろな経験や失敗をしてきたからこそだと思います。
もう1つ、最近は「いい人と思われたい」願望が薄れてきて「別に好かれなくてもいいや」と割り切れるようになったことも大きいかも。
自分にとって本当に大事なのは家族や一部の友人。それ以外の人にどう思われても、まぁ仕方ないと。
「いりません」と断ることで「せっかくの好意なのに!」とたとえ気を悪くされてしまっても、それもまぁ仕方ない。
この辺の割り切り方も、年をとったからこそかなぁと思います。こうなってくると生きるのがかなり「楽」です。
これ「物」だけの話に限りませんね。飲み会などの「お誘い」を断るのも同じ。
不要なモノゴトを抱えてモヤモヤせずに済んでいるので、この点は「年をとるのもいいもんだねぇ」と心から思う今日この頃です。
では、また。